今年度たんぼで行う授業としては最終回の「お米の収穫祭」を11月5日(日)に開催しました。
稲作文化の中では「田の神様は春にやってきて秋に山へ帰る」と言われ、神様を送り届けるため、また今年一年の豊穣に感謝するための「収穫祭」が古より全国各地で行われてきました。このたんぼでも、刈り取ったばかりの稲から千歯扱き(せんばこき)を使っての脱穀、藁や木の実を使ったリース作り、昔なつかしのポン菓子、来年の稲作のためにレンゲの種まきを行い、盛大にお祝いをしました。
子どもたちにとって、この1年間のたんぼでの体験を通じ、単に「食べ物を粗末にしない!」と言葉の理解だけで学ぶのではなく、米作りには沢山の時間や手間だけでなく、土や水、太陽や雨への感謝の気持ちも必要だということも、学べたのではないのでしょうか。 |