私達の住む小田原市は、二宮尊徳生誕の地であります。
報徳の精神は、今こそ見つめ直すことが求められる尊き学びであると考えます。
私たち責任世代が主体となって、報徳の精神を 次世代へと継承してゆかなければなりません。学校・地域・家庭における三位一体の教育の根幹となりうる教えが道徳であり、子どもたちに対し、地域の大人たちの誰もが実践できる 教育、それが道徳なのです。
私たち小田原青年会議所の青年達が、まず自らの在り方を道徳の心を持って見つめ直し、子どもたちの範となる姿に正さなければなりません。
そして、いかにして次世代へ と尊き精神を継承するかを考え、実践する必要があります。
3月20日(金)19:00〜 於:保健センター 大会議室
3月研修事業 尊する?徳する?報っ徳!? を開催致しました。
金次郎という人物、小学校の校庭でお馴染みの、薪を背負って本を読んでいるというあの人物。
金次郎、皆様はどんなイメージで捉えているでしょうか? 金次郎はさぞかし勉強好きなのでしょうね?とか、本もさぞかしよく読むのでしょうねというふうに、どの人にとっても、持っている本の印象が随分と強い勤勉な少年であると思われているのでないでしょうか。
実は手に持っている本以上に重要なのは背負っている薪なのだということ、つまり働いているということ。金次郎は勤勉でなく勤労という事を生涯に おいて重んじていたのだと私たちは考えました。 そして背負っている薪よりもっと大切な物がある。それは一歩を踏み出しているあの足だ と思います。 金次郎の像がなにを伝えているか、それはどんな時でも挫けず、諦めず、一歩でいいから足を出していく事を大切にしてほしいということ。大きな目標じゃなくていい、大きな志 じゃなくてもいい、それでも目の前の足元の一歩を前に出していくこと行動を歩みを決して辞めないこと。そんな事を大切にしてほしいと伝えていたのではないでしょうか!
諦めないこと、挫けないこと、そしてどんな時でも形ある一歩を前に出していくこと、そんなことを金次郎は、大事にしていたのだと思います。 |