社団法人 小田原青年会議所

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古川理事長(以下 古川):  今日はお忙しい中ありがとうございます。いろいろ取材等を見させて頂いたり本なども見させて頂いて、再度同じ事をお聞きしてしまいますけれども、そもそもこの事業を始められたきっかけを簡単にお聞かせください。

金城浩二さん(以下 金城): サンゴの再生事業を、サンゴ礁と言うのが僕にとっては小さい頃から当たり前に見て育って僕にとってはなくてはならない物だったけど、そのまま自然に僕がやらねばみたいな感じになっていた。

古川: 沖縄の海に接して暮らしている人がいる中で金城さん以外はあまりそういう事に当時は関心がなかったと言う事ですか?

金城: 僕が始めた頃は今みたいに「エコ」なんて言葉がなかったから、ちょっとおかしい奴みたいな感じだった。「環境」みたいな事を言ったりすると、その当時は偽善者ぶってんじゃないよ、みたいな雰囲気が社会自体にあったんで、だから本当に活動はやり難かったね。

古川: それでもいろいろ騙されたり苦労したりしながら、どうしても自分が信念と言うか、突き進んだ原動力と言うのは、先程言っていたご自身の子供の時に備わった、海を子供達の代にも残したいという思いだけ・・・

金城: 思いだけって事でもないんだね。ただ自分で飲食店とか事業をやっていく中で、いろいろな経験をする中で、仕事ってなんだろうなぁって考えていた頃があって、それで目標としたものは絶対に後悔しない生き方をしようと言う事と、胸を張れる仕事をしようと決めたんだね。だから何が何でも自分に向き合える仕事は何だろうって考えた時に、僕にとってこのサンゴが辞めたくならないし、何があっても辞めないだろうと思えた職業だった。最初考えた時点でそう思えたから。

古川: その当時は職業になるという保証はない訳ですよね。

金城: ない。子供のころから不幸になっていくのは自分自身が作っていくと、幸せになるのも自分自身が作っていくものだという感覚はあった。だから物事は辞めればできないし、辞めなければいつかは絶対できると心から信じれば良いし、それは何年目で諦めるかと言う問題の話だから、始める時点で死ぬまで諦めないと決めきれた事だから、だからやれたんだと思うんだけど、ただ決意は凄いあった。それをやって実際振り返って同じ事をやれと言われたらキツイよなぁと思うんだよね。その時は無我夢中だから「これさえクリアすれば」きっとみんな分かってくれる。毎回壁があるたびに「これさえクリアすれば」って思っていたけど、こんなにいっぱい壁があるとは始める頃は思っていなかったね。

古川: 今の金城さんを創られたものというのは・・・

金城: 僕はおふくろがとても影響があるね。僕が飲食店でちょこちょこ稼いで俺って青年実業家みたいに思ってた頃から、あの頃僕がおふくろに言われたのが「お前アホだろ」で、おふくろが言ったのは「男ってのは死ぬ時に何を残したか、死ぬ時にどう生きたか以外は何も意味がない。今どう羽振り良くしていても何も残らない」みたいに言われた。その時は逆切れしたんだけど、ずっと頭に引っかかっていて、そこから職業について自問自答するようになってきて、安く仕入れて高く売るだけでなくて、従業員を顎で使うような感じだったからね。なんか経営者って偉いみたいな。偉そうな事言って俺なにも頑張らなくなったなぁって思っていたころだった。ほんとに自分を問い質した時に、ちっとも胸を張れなかった。事業をやろうと思った時に知識を得て、頭に知識を詰め込んでいく事が有能になっていく事だと思っていた。それをやりながら経営者をやっていて、偉そうな事を言うけど何もしない自分が悲しいなと思うようになって、それで百の知識を詰め込むよりは一の行動をした方がすっきりするんだと言う事に気づいて、あまり勉強しないで行動した方が楽しいやって、そう思えるようになってきて。なんかだから僕こんな良い人になる予定じゃなかったんだよね。もっと金稼いでみたいな。だけど自然と向き合うと言う仕事やっていたら感じ方が変わってきて、考え方が変わってきてって感じじゃないかな。この時から自分の価値観で自分にとって大事なものを見るようになった。僕もなぜこうなったのか分からない。

古川: 先程仰った母親の影響と言うものもあった中で、今度はご家族の奥さんとかお子さんとかの影響は考えられますか?

金城: まずカミさんについて言えば、良くもついて来れるよねって思えるくらい。無茶苦茶だから、やる事なす事が。嫁も学生時分からの付き合いだけど「何があっても父ちゃんは出来るよ」としか言わないから。「こんな事やって無理じゃない」とか不安を煽るような事は言ってこないんだよね。だから褒められたら頑張らないとしゃぁないみたいな。あるでしょ。男は褒めて伸ばすものって感じで扱ってくれるから、なんか能力以上のことをやろうとしちゃうよね。近くで「父ちゃんは偉いから」とか「凄いから」とか言ってくれるから。子供たちもそういうカミさんを見て、お母さんが言う言葉を聞いているから僕は特に何か出来てと言うわけではないけど、カミさん一人の力で何か居心地の良い家庭を作ってくれるから。母ちゃんはね、例えばサンゴの仕事が大変で金がなくて大変な時も、僕が家に帰ったりするとチビたちが急に「父ちゃんありがとう」って言いに来て、なんでかって聞いたら「靴下買ってくれてありがとう」とか。そこで何があるかって言ったら、ただ靴下買ってあげるときに「父ちゃんのおかげで買えるんだよ」って言ってくれるから。ただそう言ってくれる家族がいるから他人が思うよりきつくない感じでやってきたかなってのはあるよね。

古川: 多分両方なんでしょうね。金城さんの志、信念に惚れたから金城さんも素晴らしいっていうのもあるし。僕も全く同じ考えで奥さんが旦那さんの悪口を言っている家庭と言うのは良くないと思っていて、お互いが認め合って尊敬しあって子供の前で褒め合うと言うのは、これは今、確かに僕たちの全般的な家族に足りないところじゃないかな。

金城: 僕は思うのだけど日本って社会がこうだよね。政治を見ていてもどんなに知識がたくさんある人でもみんな評論家になっている。だから大きくなりすぎた会社であればあるほど経営陣も評論家になっているんだよね。だから何か大きなアクションを起こさなきゃならない時に変わることを拒んだり。何かそういうネガティブな雰囲気で、みんなで有能そうな態度を取ってアクションを起こすことを拒む雰囲気って、僕、日本全体だと思う。各家庭にしても一家の大黒柱のおやじさんが家族のためを思って方向転換を考えた時にネガティブな思考だけで家族全員が反対すると言うか。だから日本人って変わる力が弱い。だけど僕はやっぱり生きていくと言う事は変わり続けていく事だと思うから。

古川: 確かにリスクばかり考えてネガティブな方向に行って行動に起こせなかったり起こすのにスピードが遅くなったりすると言うのが、会社が大きくなればなるほど・・・

金城: 行動を起こさなくて済む理由ばかり探している。だからいつもできない理由が先に来る。だけど1個でも出来る理由、出来る方法を見つけられた時と言うのは難易度が高ければ高いほど誰かがまねできる事ではなくなる訳だから、すごい魅力ある事になると思うんだよね。だけど何か感覚がびっくりする事があるよね。ある企業が僕らと連携を取りたいと言う事で会議に参加してくれた事があったのね。で、サンゴのためのキャンペーン事業をやりたい、サンゴ礁のための事業をやりたいと言う会議だった。で、その会議に僕もうれしくて参加すると、その中の一人が予算が何百万しかありませんねと言う一言を言うんだね。サンゴ礁の事をやるための会議だったはずが、この予算で出来る事をやろうと言う会議になっていく。だからそうやってどの会議でもよく感じる事だけど、平気で目的を変える。何か目的を達成しようと言ったらそこに向かうのが絶対なんだけど、リスクをよけることが賢いんだって思いすぎているから、本当に作りたかった物に向かっていない事にさえ気付かなくなっている。

古川: それはちょっと今言われてグサッてきますね。確かに会議って元々の目的から今言われたように何か問題があると、じゃあどうやって予算取ってこようかとか、この予算で何やったら良いかとかブレてきちゃうような。やっぱり僕らも青年会議所の会議の中で今言われた事を振り返るとグサッとくる。

金城: だから僕らが決める事は、やりたいかやりたくないか。で、それでやりたいと思えれば絶対にやるか、やらないか、それ以外は決めない。だから絶対やるって決めるかどうかだけだから。

古川: そうですね。絶対やるって決めたら途中で諦めるとか、そういう選択肢ってないわけですから、それが自分の原動力と言うか、そんな大げさな物じゃなくてやるって決めたからずっとやってきたみたいな。私も小田原と言うところで青年会議所に所属しているのですけれども、この青年会議所活動が金城さんにとって影響を与えたとか及ぼしたものと言うのは何かありますか?

金城: 僕にとってJCの存在って大きいよね。僕は高校出てずっと自営業で生きてきて、彼らが僕のところに現れた時には、なんて怪しい集団なんだと。人間力大賞の存在も知らなかったし。でも僕は自分で自分の生きる夢を持って、ただそこしか見ないで生きてきた。だけどすでに存在意義のしっかり出来ている会社の人達がこんなに必死に何か出来ることはないかなって探しながら、自分らで、まるで部活動のようにやっていく姿って面白いなぁって思って。なんか皆それぞれ自分らで壁を作ったりして時には愚痴ったりとかしながら、そんな感覚でやってるのと付き合えば付き合うほど良い物になるんだなぁと思えるようになったし、だけど毎年この部分が壁なんだろうなぁって言うのを感じるようになったり。僕JCのおかげで出来た事いっぱいあるし、知らなかった事をいっぱい知る事が出来たり、それから自分で死ぬまで絶対こう生きるって事が決まってない人もいるんだって事を学んだ。今探している途中と言う人もこんなにいっぱいいるんだっていう事を、JCのもがいている人とかの話を聞いたときに。なんか僕はだから会社員にもなった事がないから僕の尺度でしか見てなかったんですね。全部いろんな事を。だから段々なんかJCと知り合ってまず僕が一番変わったと思うのは、ある程度人って良いなと、結構人を好きになったの。JCのおかげで。何でこんな事をこんなにグチグチ言っているのに、何でこの人頑張っているんだろうって思うほど頑張っていたり。

古川: 人間力大賞をお話しされましたけど、その受賞も何か今のこの事業に影響を与えたって事も多少なりとも・・・

金城: 多少どころじゃないよね。僕にとって人生の大きな分岐点だから、びっくりしたよね。サンゴを植えるという事をやっていて、世間の中で変わり者で、ちょっといかれた奴だった僕が、表彰されて帰ってくるとすごい奴に生まれ変わっていたんだ。やってる事は何も変わらないのに、世の中が変わっていたんだよね。

古川: それは今までどちらかと言うとこう変な目で見ていた人がガラッと・・・

金城: 変わる。

古川: そういう人たちに対して金城さん「なんだ調子良いな」とか思わなかったですか。

金城: 心の中では思うけど、ちょっと勝った気がするでしょ。で、自分は間違っていなかったって思えるし。でも逆に評価される事で、僕が正しいんだって訴え続けて生きるような苦しさがあったんだけど、そういうのもなくなった。サンゴを植える事は正しいことだって世間に訴えながら仕事をしている感じだったのが、それが評価されたことで、急にやるべき事に世の中が変わっていく雰囲気が。だから僕はJCと関わって人間力大賞があって10年早くなった。

古川: 自分の目指しているゴールが10年近づいたと。ありがたいです。

金城: ただ、人間力大賞を取った後も何年もJCとお付き合いさせていただいて、人間力大賞の審査員にも何度か入って、そこで何というのか、もっと人間力大賞が・・・JCの人達の手でもっと素晴らしいものに変わると良いなぁって思う。もっと本気で、死ぬ気でもがいている人を、もっと本気で探せると。何か毎年毎年、目をかけてもらった瞬間からその人の仕事が変わったり。例えば人間力大賞がなかったら今ほどサンゴ礁に対する意識は世の中は持ってなかったかも知れないと僕は思うのね。それぐらい的確なものを本気で探してくれれば社会問題の解決にもなるんじゃないかなって思うよね。

古川: たまたま今回は金城さんサンゴでしたけれど、他にも色々社会の問題があってそこにも必死でもがいている若者がいて、しっかりとスポットを当ててあげると、それがいずれ国全体の社会問題の解決に繋がって・・・

金城: なんか僕、思うのだけど活動家と活動アピールが得意な人はハートが別なんだと思う。だからなんか今、社会の問題を見た時にアピールが上手な人はアピールが上手なNPOになっていて、活動とのウエイトを見た時になんか妥当じゃない。本気でもがいている人はそこしか見ていないから結構そういう事は無頓着だったり不器用だったりしていて。でも命賭けてでも本気でやっている人がまだまだ沢山いるんだと思う。社会自体がそういう人を発掘する目を持たなくなっているから自分で正しいか正しくないかをあまり評価しない。偉そうな人がいるから世の中みんながそこに意見がなびく。

古川: 本当にそうですよね。日本人って特に右に倣えじゃないですけど飲食店なんかもこの人が美味いって言ったら皆バーッと行ったり、この人は素晴らしいって言ったら皆がワーッてなっていくとか・・・

金城: 自分で評価しないっていうのが悲しい部分なんだけど、だから人間力大賞ってやっぱりもっと本気で社会の為の評価の代行をするんだと。そしたらなんか僕、人間力大賞なんだよって言いたい気持ちがもっと強くなる。

古川: 今日はお忙しい時間の中、最後に一つ、今少し触れていただいたんですけど、金城さんから近い世代の我々JCに対してのエールじゃないですけど、もっとこういう期待をしているとかこうして欲しいと言うのを、今の話と被ってしまうかもしれませんけど全国のJCメンバーに対してですね。

金城: 全国のJCメンバーに対してっていう見方で言うと、いろんな理由があってJCに入っていると思うよね。会社でだったり、個人の思いだったり、コネクション作りたいって人もいるだろうし。でも形はどうあれJC活動は忙しいし、それを負担と思いながら活動する人と胸張りながら活動する人がいるんだと思うんだけど、その個人個人の人生で考えた時にどうせだったら全員胸張って活動したら良いのにって、とても思う。だから、そしたらJCってもっと力があると思う。

古川: きっかけはどうあれ入った以上はやっぱり胸張って堂々と自信を持って・・・

金城: 目的を明確にして、だって世の中を良くする為に何かしよう思っている人がいる訳だから、そこの中に本気の人が増えれば増えるほど社会を変えるっていう風に絶対なるんだよね。だけどJC活動本気にならないけど政治批判していたらおかしいから、やっぱり最初にも言ったけど評論家になったら負けだと思うんだよね。ま、評論家と言う職業は評論するために頑張る職業だと思うんだけど、評論家でない人がその中の活動をやっていて評論家になったら・・・

古川: 全員が評論家になってはいけないと言う事ですよね。そういう職業もあるからその人はその人で良いんだけど、活動する活動家もいないと。みんなが今、評論家になっちゃっているっていう事ですよね。

金城: なんか日本って評論家の割合が圧倒的に多いんだよね。で、社会を良くするJCだから、なんかやっぱりその地域で活動側に立たなきゃいけないんじゃないかな。JCの村興しをやりましたからとか、話し合いとかをインタビューしたり、そばで聞く事になる事がたまにあるんだけどね、そういう時にやっぱり、街の為に強烈にアクションを起こしたい人と、やれる範囲を出来るだけ小さくしたい人と見える時があったときは少し悲しい気持ちになるよね。だから、どうせやるんだから今いるメンバーで、誰もやらなかった事を絶対やるんだと決めて。なんかやっちゃうと面白いと思うんだけどね。JCってさ日本全国あちこち講演呼ばれて行くんだけれど、地域で全然違うんだよね。

古川: 違うんです。

金城: 篤いところは気持ち悪いくらい篤くて・・・

古川: 仲良しクラブな所もありますしサロン的な、今言ったような本気で真剣な集団もありますし、地域によって、また青年会議所ごとによって全然・・・

金城: だけどそれってJCが悪いんじゃなくて、そこに取り組む人たちが何か取り組み方と言うか人生を見てるか見てないからだと思うんだけど。人生って社会見てる人たちが多いところは、なんか逆にこちらが影響されるよね。

古川: 今日いろいろ考えさせられて。たった一度の人生なので、まず自分の目的、明確な目的を決めて、やると決めたらとことんJCの人間こそやるべきだと自分も思いますし・・・

金城: 僕は自分で言い聞かせているのは一人本気の奴がいたら。だから皆の雰囲気が悪かった時に僕の場合は僕の本気度が強くなればなるほど、そこは乗り越えきれると思っているから・・・

古川: よく人のせいにしますけど、これも自分が本気じゃないんだって。すべての責任は自分にあるんだって・・・

金城: 最後は自分だから。

古川: そうですよねぇ。

金城: だから僕が幸せになれるのは僕のおかげだと、僕が不幸になるのは僕のせいなんだと。第三者で結局なかったんだよね。だから僕、人間力大賞取ってこれも教わった事。評価される前の僕は意固地になる事が多かったし、評価してもらって何が変わったかって周りが変わったよりは一番僕が変わったんだよね。僕がやっている事は正しいんだって、まるで訴えて活動してた時、僕の周りに人が集まらなかった。逆に人間力大賞もらって僕、周り非難した。そしたら周り人が集まってくるようになってきた。だからなんか本当に人間力大賞もらって、この名前に恥じないように活動しようとか思ったりするようになった中で、僕がうまくいかないなぁ、難しいなぁって思ってた事は、難しい事にしてたの全部僕だった。

古川: 色々考え合わせるとやっぱ何となく自分もさっき金城さんが仰ってたように仕事と職業って違ってて、JCメンバーって職業の事なんですよね。で、仕事は自分は死ぬまでにこういう事を考えて死に様を考えて。で、職業はみんな一生懸命やって目的がないんです、明確な。とにかく親から譲られた会社を守るだけとか会社を大きくしたいというのが目的になっちゃてて、それは職業の目的であって。「仕事」自分の本当の使命「仕事」を、まだ40手前にもなって明確にもなってないJCメンバーも、確かに今お話を聞くと僕の周りにも私自身も含めて多いかなって言うのは感じたんで・・・

金城: 多分それも目的を作らないで良い事にしていると思うよね。本当はJCくらい講演聞いたり色々な経営の勉強をしている人たちは、本当はどうあったほうが仕事に悔いがないはずだって心の中で解っているんだと思う。僕、講演に行くたんびに思う。みんな本当は気付いているんだよ。だけど・・・

古川: その先に行かないんですね。行動までいかない。頭でっかちになっちゃてて。

金城: だからこれが正しいんだって言い聞かせて生きるよりは、面白い事、思いっきりやったほうが絶対良いんだよ。俺はこれで良いんだって言い聞かせて生きるよりは。僕はそう思う。

古川: 本当にそうですね。貴重なお時間を頂きましてありがとうございました。